短歌サミットブログ

☆短歌サミット2009は158名様のご来場により、大盛況のうちに無事閉幕しました☆
皆様のご来場、ご協力に実行委員一同感謝の気持ちでいっぱいです!!
本当にありがとうございました。
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リレーエッセイ・特別な一首(ゆず)
ご挨拶・「だからパーティーひらくことにしたの」 by辻井竜一

大変遅くなりました。
さかいたつろうさんからご指名いただきました、ゆずです。


今年の3月に高校を卒業した。
中学からエスカレーター式で、実質6年間通った学校はとても楽しかったけれど、歴史のある女子中高だということもあってか、校則は厳しかった。
携帯電話の持ち込み禁止、下校時の寄り道禁止、肩についた髪は結ぶ、スカートはひざ頭を覆う長さ――。
今でもまだ、大学の講義中に誰かの携帯電話がふるえる音がすると、一瞬動きが止まってしまう。
同じ中高出身の友達と、コレはしばらく慣れないね、とひっそり笑った。

優等生でもなければ問題児でもなかった私は、とにかくスカート丈に気を使っていた。
ダサいと言われないように。でも、校門で待ちかまえている先生には捕まらないように。
長いとも短いとも言われない丈に、毎朝鏡と向き合って調節した。


良い子にも悪い子にもなりきれず中途半端な丈のスカート


魚喃キリコさん、ともさかりえさん、東直子さんと、偶然にも選者に女性が3人揃った、「土曜の夜はケータイ短歌」の放送で、3人全員に選んでいただいた歌だ。
高校2年生も終わりに近づく、2月のことだった。

普通であることが不満だったり、悩みであったりしたわけでは決してない。
けれどもやっぱり、周りにあわせて笑い、先生とも友達ともそれなりにうまくやっていこうとする自分が、ひどく中途半端であいまいに思えてしまうことがあった。

この歌を番組で読み上げていただいたときに、嬉しいよりも安堵したことを覚えている。
見つけ出してもらえた、と思ったのだ。

3人の女性達が、「よくわかる」と言ってくれたことからもわかるように、私のような女の子は世の中にたくさんいるはずだ。
良い子でも悪い子でもない、ただの、普通の女の子。
けれども、そんな普通の女の子を見くびってもらっては困る。
普通の女の子は普通の女の子なりに、それぞれ一生懸命に悩んだり、恋をしたり、夢を見たりしているのだ。

普通であることが誰かの心を動かしたり、中途半端であることが輝いていることだってきっとある。
そのことを私に気づかせてくれたのは、短歌だ。


次は、ましろさんです。
よろしくお願いします☆


「第一回 短歌サミット」 
●日時:2009年6月20日(土) 
●開館時間:AM10:00〜PM6:00 
●場所:「川口市立アートギャラリー・アトリア」 
↓ 
http://www.atlia.jp/about/index.html
| ゆず | ,リレーエッセイ・特別な一首 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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